何が一番の魅力なのか、ライバルとどこが違うのかを
「お客様目線」で明確に表現する
「セールスページ」でセールスすべき商品・サービスを決めたら、次に必要なのは、その商品・サービスの魅力やライバルとの差異を明確に表現することです。
何が魅力か。どこが他と違うのか。
それらが明確に表現されていなければ、お客様はその商品やサービスが自分にとって価値があるとは判断してくれません。
では、商品・サービスの魅力やライバルとの差異を明確に表現するには、どうしたらよいのでしょうか?
その最も効果的な方法は、「お客様目線で表現する」ということです。
「お客様目線で表現する」ことの重要性
私たちは仕事柄いろんなホームページを見ていますが、その多くは、商品・サービスを「お客様目線」ではなく、「自分たち目線」で一方的に説明してしまっています。
たとえば、工業系のメーカー様のホームページを見ていますと、お客様がわからないような専門用語を並べ立てて
「この製品には○○という技術が使われていて、
○○という素材も盛り込まれているのです。」
といったような説明をしているケースが多くあります。
メーカー様は作り上げた商品に対する思い入れが強いため、つい「あれも入れたい」「この説明もしたい」となって、このような説明になってしまうのでしょう。
その気持ちはよくわかるのですが、しかし、これでは自分たちが伝えたいことだけを一方的に語っているだけ。つまり、お客様の存在を無視しているわけです。
そもそも、「いかに商品や技術がすごいか」ということは、お客様が本当に求めている情報ではありません。
お客様が求めているのは、
「その商品は自分にどんなメリットをもたらしてくれるのか」
この一点だけです。
自分が言いたいことではなく
お客様が求めていること・お客様のメリットを書く
さきほどの工業系メーカーの場合には、たとえば
「この製品には○○という技術が使われていて、
○○という素材も盛り込まれているから今までより軽く持ち運びができる」
といったことが、お客様が求めているポイントだということです。
したがって、商品・サービスを通じて、お客様がどのような“他とは違うメリット”を得られるのか。これをお客様にわかりやすく、そして興味を持ってもらえる形で表現することこそが「お客様目線」であり、「セールスページ」の大きなポイントと言えるのです。
私たちは、商品やサービスのセールスポイントをつねに「お客様目線」から導き出します。
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