「セールスページ」の文章は
たった1人の人に向けて語りかけるように書く
「たった1人だけでは商売にならないだろ!」
と思われるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
あなたはこの手紙を誰と見ていますか?
今、あなたはこの手紙を、1人で見ているはずです。
何十人も集まって同じパソコンの画面で見ているというのはまずありえないと思います。
それと同じように「セールスページ」も、お客様は1人で見るケースがほとんどです。
だからこそ、「セールスページ」の文章は、大勢に向かって話すのではなく、たった1人の人に向けて語りかけるように書く必要があるのです。
これが「たった1人に」とお伝えした真意です。
「自分のために言ってくれているんだ」という当事者意識
「1対1」で向き合っているのに、大勢の人に向けて「みなさん」といったような話し方をしてしまうと、お客様は「自分に話してくれているんだ」という当事者意識を持ちません。当事者意識を持たなければ、お客様は「自分に関係ない話」と判断し、ページを閉じてしまいます。
せっかくあなたのセールスに興味を示してくれたお客様をこのような形で逃してしまうのは、実にもったいないことです。
「これは自分のために言ってくれているんだ」という当事者意識を持ってもらえれば、自然にホームページの滞在時間も長くなり、受注につながる可能性がアップします。
だからこそ、「セールスページ」には「たった1人に語りかけるような文章」が必要不可欠なのです。
「たった1つのメッセージ」しか必要ない
そしてもう一つ重要なのが
その1人に語りかけることは、「たった1つのメッセージ」しか必要ない
ということです。
さきほどのセールス文章の作り方2:一番の魅力を「お客様目線」で表現するでもお伝えしましたが、多くのホームページでは、あれもこれもと、いろんなことを言い過ぎています。
その結果、お客様の頭の中は混乱してしまい、「なんだかよくわからない」となって、ホームページを閉じてしまうのです。
だから、メッセージすることはたった1つで十分なのです。
もちろん、その「たった1つのメッセージ」は、お客様が得られるメリットを中心にした、お客様の心に響くものでなければならないのは言うまでもありません。
したがって、「たった1人のために、たった1つのメッセージを言い続ける」ことを行なえば、お客様はあなたの商品やサービスをすぐに理解でき、自分にとって価値があるかどうかをすぐに判断できます。そのわかりやすさが、受注の増加に大きく貢献するのです。
私たちがセールストークを構築する際は、この「1パーソン、1メッセージ」を常に守るよう意識して書いています。
>> Next セールス文章の作り方4: 行動を起こしやすい「導線」を敷く
コピー(文章術)を学びたい方へ
セールス用文章を書く際には、プロのコピーライターに依頼をするのが一番ですが、普段から少しでも売上を上げるためにあなた自身も文章術の無料メールマガジンを参考にしてみて下さい。「主観」と「客観」の違いを使い分けるだけで、あなたの文章術もかなり向上しますよ。
■その他おすすめ教材
- DRM・マーケティング
>> ネットビジネス大百科 - コピーライティング(文章術)
>> 「影響力」を発揮するコピーライティング - 広告による集客術
>> グーグルアドワーズコンテンツ広告マスター